モロッコ・アルジェリア関係が緊張していることは累次報告の通りですが（特に最近ではアルジェリア大統領府が、モロッコがアルジェリア人３名を空爆で殺したとして、報復を示唆している。
この両国関係について、al qods al arabi netは、スペイン紙が、アルジェリア軍がモロッコとの国境に沿ってミサイルを配置したと報じるとともに（ミサイルが地対空か地対地か？等は不明）上記アルジェリア人殺害（彼らは南部のモリタニアへの道路上のトラックで殺されたもようなので、もしかするとアルジェリアの情報部か軍の所属で、ポリサリオの支援活動をしていた可能性がある）に関連して、両国の衝突があり得るとの懸念を報じています
صحيفة إسبانية: الجزائر تنشر منصات صواريخ على الحدود مع المغرب | القدس العربي (alquds.co.uk)
因みにアルジェリア軍は、そのミサイル配備に関して、コメントしていないとのことですが、スペインはモロッコ内に２か所だったかの飛び地を有し（モロッコ人等のＥＵへの密航の基地となっている）あの辺の情勢には敏感なので、スペインメディアの報道だからといって、根も葉もないものとは言えません