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カナダの軽電動車両(LEV)メーカーDaymakは、EV充電中に暗号資産(仮想通貨)のマイニングができる三輪電気自動車「Spiritus」のプロトタイプを公開した。Spiritusは2023年に納車開始予定だが、既に2万5000件以上の事前予約注文が入っており、同社の「Avvenire」シリーズの小型EV関連で集まった金額は10億ドル超に上る。

Spiritusには「Deluxe」と「Ultimate」の2つのモデルがあり、いずれも2人乗りで暗号資産マイニング機能を備えている。Deluxeの価格は1万9995ドル(約230万円)で、0-60マイル(0-97km/h)加速は6.9秒、最高速度は時速85マイル(約137km)以上だ。Ultimateの価格は14万9000ドル(約1700万円)で、0-60マイル(0-97km/h)加速は1.8秒、最高速度は時速130マイル以上(約209km)で、同社は世界最速の三輪自動車であるとしている。

マイニングには同社が世界初とうたうEV向け暗号資産インフラ「Daymak Nebula」を使い、ダッシュボードの画面をタッチ操作するだけで、Spiritus充電中にビットコインやイーサリアムなどのマイニングができる。Daymak Nebulaは、マイニングを実行する「Nebula Miner」と暗号資産を保管する「Nebula Wallet」で構成。マイニングで得た暗号資産は車両搭載の「Nebula Wallet」アプリに貯められる。Nebula Walletはスマートフォン用アプリでも利用可能だという。

関連リンク

Daymak Unveils First Prototype Vehicle From Avvenire Lineup Of Electric Vehicles: Introducing The Spiritus
CAMPAIGN – DAYMAK AVVENIRE
Nebula – DAYMAK AVVENIRE

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