緊張して体がガチガチ。会いたくない人との予定が入っている。行きたくない場所に行かなくてはいけない。そんな「もう逃げたい、でも逃げられない…」の瞬間は、人生の中で多々あります。
そんなとき、どうすれば目の前の出来事と向き合って、どうにか対処することができるのでしょうか? 気持ちを奮い立たせる方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①呼吸を意識する
「緊張したり、逃げ出したい出来事と直面したときって、呼吸がとても浅くなるんですよ。リラックスしているときは、反対に呼吸が深く穏やかですよね。
呼吸が浅くなると、視野も狭くなって『どうしよう、どうしよう』とパニックになりがち。気持ちを落ち着かせたいなら、まずは呼吸に意識を向けるのがおすすめです。深く吸って、吐いて、吸って…と、自分の呼吸をしっかり確認するんです。
呼吸を意識することで、自分がどれだけ余裕をなくしていたのか気づくこともできますよ。落ち着いて呼吸ができるようになったら、それと一緒に自然と頭もスッキリしていると思います」(30代・女性)
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②悲観的に考えない
「『どうせ失敗する』『絶対にうまくいかない』と思っていると、本当にその通りになってしまう気がします。悲観的に考えれば考えるほど、思考は鈍くなるし体もガチガチに緊張するから。
ピンチを楽しむまでいかなくても、目の前で起きていることをそのまま受け止めることはできるんじゃないでしょうか。悲観的にも、楽観的にもならず、物事を淡々とこなしていくほうが気持ち的にも楽だと思いますよ。楽観的に考えられないタイプなのに、無理に明るくしようとしてもつらいし。
『とりあえず目の前のことが終わるまでここにいるか』くらいに思っておくほうが、緊張がほぐれてスムーズに対処できると思います」(20代・女性)