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薄い手相の人は、どんな運命や特性を持っている人なのでしょうか。手相の線が薄いことは運気にどんな意味を与えるのでしょうか。1万人近くの人相・手相を鑑定してきた占い師・いけのりさんに、薄い手相の意味や位置、見方について教えてもらいました。この記事を読みながら手相に詳しくなっていきましょう!

【目次】
・手相が薄い意味や理由が知りたい
・線が薄くて少ない手相の人はどんな人?
・主要線などの線が薄い人は人生が希薄?
・全体に薄いしわしわの線がたくさん
・薄い手相が気になるなら書いてしまおう!

手相が薄い意味や理由が知りたい

1万人も手相を観ていると、中にはごくごく薄い手相の方もいらっしゃいます。ご自身の手相の線があまりにも薄い、もしくは線自体がないのを気にして、

「これってどういう意味なのでしょうか、何か理由があるのでしょうか? この薄さでも手相鑑定はできるのでしょうか?」

などと、不安そうにされている方もいらっしゃいました。が、人というのは十人十色。顔に濃い人・薄い人があるのと一緒で、手相にも濃い人・薄い人がおり、それは個性です。

薄いからと言って希薄な人生を送っているとか、運が悪いとか、そういうことは一切ないのでご安心ください。手のひらを紙、手相の線をボールペンで書いた線に例えたら、薄い手相は単にボールペンのインクの色が薄いというだけです。よく見ると、ちゃんと運気を読み取ることができます。

薄い手相イメージ

線が薄くて少ない手相の人はどんな人?

これまで鑑定したお客様のことを鑑みると、薄い手相にはいくつかのパターンがありました。いくつかご紹介していきましょう。

主要線などの線が薄い人は人生が希薄?

まずは主要線といった、本来であればはっきりくっきり刻まれているはずの線が薄い状態の手相についてです。主要線とは、生命線(生命力、健康、スタミナ)、頭脳線(思考の方向性、判断力、集中力、創造力)、運命線(仕事、社会性、人生全般)、感情線(愛情、感受性、性格)の4つの線のことを言い、手相鑑定の基本となる線です。運命線は出ていなかったり、薄かったりすることも多いのですが、大抵の場合、他の3本線は手のひらにはっきり出ています。

これらの線が薄く入っている理由は皮膚の特質としか申し上げられないのですが、鑑定時は最初ちょっと難儀するものの、光の当て方などを工夫するとちゃんと線が浮かび上がってきて観ることができるので、特に問題はありません。線が薄いからと言って、希薄な人生を生きているとか運気が悪いといったことは一切ありません。むしろ、手相が薄いのは、手相なんて気にするな! それ、わかちこわかちこ」という神からのメッセージかもしれません。

全体に薄いしわしわの線がたくさん

主要線は普通にはっきり入っているけれど、手のひら全体に蜘蛛の巣のような薄いしわしわとした線が入っている人もいます。こういう方は、細かいことに気が付ける人が多いです。よく言うと気遣い屋さん、悪く言うと神経質・ちっちゃいことを気にしてしまう人ですね。

何かと細かいことに気が付いてしまう場合、それを無視できる性格であればいいのですが、放っておけない性格だと、自分が対応せねばと動いてしまい、どんどんストレスをためてしまうので、注意が必要です。

「ちっちゃいことは気にするな! それ、わかちこわかちこ」的に(本日2回目)、自分自身をコントロールしていきましょう。でないと、「なんで私ばっかりこんなことまで…」ということが積み重なって、日々が辛くなってしまいます。

薄い手相が気になるなら書いてしまおう!

薄い手相が気になる、もっと「THE開運」っぽい手相にしたい時には、逆にその薄さを利用して、既存の手相を無視し好きなように手相を書いてしまいましょう。オススメは金の油性ペンで思いっきり書くことです。

手のひらを見るたびにキラキラが目に飛び込んできて、それだけで運気が上がりそうな気持になります。人生、何もかも気の持ちようですので、自らでどんどん工夫して楽しく過ごしていきましょう。