【上海共同】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が6日発表した2021年1~6月期決算によると、売上高は前年同期比29.4%減の3204億元(約5兆4千億円)だった。米政権による半導体輸出規制を受け、主力のスマートフォン事業が苦戦した。同社の徐直軍輪番会長は「今後5年の目標は生き残ることだ」と苦しい状況を示唆した。
スマホなど消費者向け端末事業の売上高は47%減の1357億元だった。徐氏は米国の規制を念頭に「端末事業は外部からの影響を受けて悪化したが、他の事業は安定した成長を実現する自信がある」と強調した。
21年1~3月期の売上高は1522億元。