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Twitterが現在、展開している機能を使うと、ユーザーは自分の「スペース」のリンクを友だちなどに共有、その人たちはTwitterにログインしなくても、音声のやり取りをウェブから聴くことができる。Twitterによると、この機能は、友だちなどが彼ら自身はTwitterのアカウントを持っていない友人などが、自分のスペースを聴きたいときに利用できる。

これによってTwitterスペースはより多くの人に公開され、Twitterも、そのプラットフォーム外に新規のユーザーができたかたちになる。この新しい機能でTwitterスペースは、ライバルのClubhouseやFacebookの「Live Audio Rooms」などに差をつけることになる。

お友達はTwitterの外にいるんですね。残念です、でもあなたの「スペース」への直接のリンクをシェアすれば、ログインしていなくてもウェブから話が聴けますよ。

Twitterは過去数カ月間、いろいろな機能でスペースを使いやすくし、より多くのユーザーを集めようとしてきた。先にローンチしたSpaces Recordingは、iOS上のテスターのための機能で、今後グローバルで提供される。この機能は、ホストが新しい「Record Space」というものを選び、ライブの音声によるセッションを始める。セッション終了後、スペースはTwitter上でシェア可能で、リスナーはいつでも再生したり、新たに再シェアしたりできる。

また最近ローンチしたSpaces test(スペースの新機能テスト)は、Androidユーザーに専用のSpaces Tabを提供し、同時にDMの招待を行いやすくするアップデートを行った。またiOSでは人気のあるスペースをExploreタブに置き、それらを見つけやすくしている。

また、Clubhouseも最近アップデートを行い、ライバルと差をつけようとしている。Clubhouseは新機能の追加で非同期の聴取ができるようになり、クリップやリプレイ、オーディオのエクスポートもサポートされた。また同社は対応言語を13増やし、フランス語、ドイツ語、ヒンズー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、カンナダ語、韓国語、マラヤーラム語、ブラジルポルトガル語、スペイン語、タミール語、そしてテルグ語が加わった。

ライブの音声会話は世界中の人たちが自宅に閉じ込められていたパンデミック中に人気が上昇した。しかし、多くの国で制限が解除されている現在、実際に人と会うイベントが復活し、ライブの音声会話室を提供していた企業も、使いやすさの改善と新しい機能によりユーザーのつなぎとめが必要になってきている。

画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch

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(文:Aisha Malik、翻訳:Hiroshi Iwatani)