KADOKAWAのは9月3日、小説投稿サイト「カクヨム」の偽者が登場しているそうだ。ユーザーのアカウントやパスワードを盗み出すことが目的とみられている。この偽サイト上では、一部の作品がコピーされて掲載されているほか、外観上はかなりそっくりに作られている模様。ただし、作者名などを削除された形で表示されるような変更が行われているとされる(カクヨムからのお知らせ(3日)、同6日リリース、ITmedia)。
KADOKAWA側は関連して3日と6日に分けてリリースを公開している。3日のリリースによれば、コピーサイトが使用していたとみられるIPアドレスからのアクセスを遮断したほか、ホスティング企業に対し、削除要請の手続きを行っているとしている。6日のリリースでは、マルウェアやコンピューターウィルスに感染可能性があるといったコピーサイトにアクセスした場合の問題点などをまとめている。
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