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「国益の観点から自ら判断」“外交的ボイコット”に岸田首相

 日本政府の反応です。アメリカ・バイデン政権の「外交的ボイコット」を受け、岸田総理は「国益の観点から自ら判断していきたい」との考えを述べました。

岸田首相
 「我が国の対応ですが、オリンピックの意義ですとか、さらには我が国の外交にとっての意義等を総合的に勘案し、国益の観点から自ら判断していきたいと思っています。これが我が国の基本的な姿勢であります」

 また、松野官房長官も会見で「今後も適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案して自ら判断するものであり、現時点でなんら決まっていない」と述べました。その上で、北京五輪について「理念にのっとり平和な祭典として開催されることを期待している」との考えを示しました。