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環境問題が深刻さを増す中、エシカルアクション(倫理的な行動)が重要になっている。とはいえ、エシカルアクションは企業の利益になりにくく、コストがかさむという見方もある。その中で、多くの企業が参加するためには何が必要なのだろうか。このテーマをもとに対談したのが、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)の執行役員・山之口裕一氏と、TerraCycle Japan合同会社(以下、テラサイクル)のディレクター・冨田大介氏。両社は環境課題の解決に向けた事業を行っており、プラットフォームやテクノロジーを通じて、多くの企業を巻き込む事業モデルを展開している。その立場から見て、2人は「企業をエシカルアクションに巻き込むポイント」をどう考えているのか。