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10年間、独り暮らしの老人に弁当を届けた福島あつしさんの写真が話題を呼んでいる(『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』より)
独り暮らしの老人が、散乱した部屋で、必死に弁当に食らいつく──。福島あつしさんの写真は昨年の「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」で話題を呼び、今年、写真集『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』(青幻舎)が出版された。福島さんが独り暮らしの老人に弁当を届けるアルバイトを始めたのは2004年。「豊か」だと思っていた日本のイメージは一瞬で崩れ去った。その後、日本の高齢化が加速する中で、福島さんは葛藤を繰り返しながら、独居老人の姿に人間本来のたくましさ、しぶ 全文
NEWSポストセブン 11月07日 16時15分