「自分が勝ったときだけ自分の国を愛するということはできない」 これが昨年の米議会議事堂襲撃事件から1年となる6日朝、事件を振り返る演説を行ったジョー・バイデン大統領だ。これは記憶に残る一節というだけでなく――今日以降最も繰り返される一節になりそうだが――極めて重要な一節となる。もし我々が昨年1月6日に起きたこと、そしてそれにつながるすべてのことを把握したいと願うならだ。 この一節の核心には、愛国心…