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こんにちはときえのきです。

今回は、もしかしたら世界で一番重いであろうゲーム「Cities Skylines」がどの程度のスペックを用意すればしっかり動作するのかを想像していきます。
実際に作るとなれば100万円以上の値段になる気がするので、実践はしませんゴメンナサイ

Cities Skylines

ちなみにC:SはSteam以外にもEpic Gamesから購入できます!

Cities Skylinesとは

100万人都市を作るゲームです。
いかにおしゃれで、リアルで、美しく、機能して、財政も安定した都市を作るのかがこのゲームにおいて一番考えるべき場所です(一部異訳)

そしてそのためには、標準の機能だけでは到底実現できないグラフィックやゲームシステムを取り入れる必要があり、Cities Skylinesには数十万種類ものModやアセットが用意されています。

この中から例えば私は1~2万種類ほどの建物をインストールするのですが、そうするとパソコンへの負荷が尋常じゃない規模になってくるんですよねー()
今回はこの状況を想定した場合の満足いくスペックを考えることにします。

一つの建物(ここでは駅)を作るだけでも数十種類のアセットを混ぜて作る

公式の動作推奨スペック

C:S公式が言う推奨スペックは以下の通りです。

部品名 公式推奨スペック
OS Windows 7 (64-bit)
CPU Core i5-3470
メモリ 6GB
GPU GTX 660
HDD空き容量 4GB以上

このスペックでは到底動きません。なんでこれが推奨スペックなのでしょうか…()
Modを入れる計算が入っていないことを加味してもあまりにも低すぎます。


Modを入れなければこのくらいでいいかと

ではModがない場合はどの程度のスペックが必要なのか?私は以下のような具合かと思います。

部品名 Mod無し推奨スペック
CPU Core i5-8300以上
メモリ 16GB
GPU GTX 1060 6G以上
SSD空き容量 64GB以上

Modを入れない場合は、この程度のスペックを用意すれば問題がないと考えております。

CPUは8300では非力ではあるものの、私は実際にPentium G5400でC:Sを遊んでいた時期があったのでこれくらいで妥当であるという結論にしました。

次にメモリですが、今ではネットサーフィンだけでもメモリ16GBが一般的な時代になりつつあります。さらに16GBもあればWindows自体もスムーズに動き、ゲームを起動してもある程度の負荷には耐えることができます。私自身もメモリ16GBでもギリギリストレスなくC:Sを遊べたので問題ないでしょう。

次にGPUですが、最低6GB以上の物が必須になります。私はGTX1070 8GBでC:Sを遊んだことがありますが、少しばかり余裕を持っていました。
逆に友達がGTX1060 3GBを持っていたのですが、こちらでは到底まともに遊ぶことはできませんでした。

次にHDD容量ですが、さすがにSSDに変えさせてもらいました。SSDを使いましょう。
実際C:Sが64GB全てを使うわけではありませんが、SSDは20~30GB以上の空き容量がないと動作速度が遅くなる性質があります。それにWindows Updateがいつ降ってくるかもわからないので、とりあえず64GB程度は空けておくのが賢明です。

この岩やコケ、砂、建物、空、雲、水の色まで全てが追加アセットである

じゃあリアルな街を目指してModを入れまくったら?

私はC:Sプレイ中のFPSが5を切っても見た目のためにModやアセットを大量追加しているのですが、もしそこまで好き放題やってもサクサク動いてしまう性能のPCがあったら…ということで考えてみましょう!
私的にはこんな感じだと思います。

部品名 Modあり推奨スペック
CPU Core i5-9900k以上、液体窒素付き
メモリ 56GB
GPU RX6800以上またはRTX3090
M.2空き容量 64GB以上

まずCPUですが、C:Sはどれだけゲームが重くなろうと8スレッド以上を同時に使いません。
なので、12スレッド以上あれば残りの4スレッドでWindowsシステムを動かすことができ問題ありませんが、できるだけ上位のCPUを使用した方がオーバークロック耐性が強いことからi9の9900kを選択しました。
ちなみに私はi7の10700kを5.2GHzで動かしていますが、シングル性能が低すぎます。実際7GHzでも足りることはないでしょう。清水貴裕を使用してください。

メモリは実際、56GBで足りました。余裕を持っても64GBあれば大丈夫そうです。ちなみにメモリは圧倒的に足りているのに何故か仮想メモリをゼロにすると落ちます。謎です。

そしてその仮想メモリは、当然SSDの容量を使用しています。SSDに何回もランダムアクセスするので、M.2に変更しておくことを推奨します。
容量はMod一つ辺り数キロバイト程度なので、あまり気にすることはなさそうです。

そして一番の難関となるのが、VRAMの圧倒的不足です。
GTX1070、GTX1080ti、RTX3070等、どれも処理速度的には全く問題がないのにVRAMが少なすぎて重くなってしまいます。
GPU使用率が15%程度なのに、VRAM使用量が10.8GBとかになっています。
この現状を見て推奨GPUはVRAM16GB以上のものを選びましたが、いずれ足りなくなってQuadroに手を出すことでしょう。(VRAM64GB!!!)


スペックが不足するとこうなる

まあ私は上記のようなスペックを必要としている中で圧倒的にGPUをケチったせいで、バグが出まくっています。
以下のような画面がめっちゃ出てきてプレイする時に支障ありありです。


最後に

いかがでしたか?これからも何かと色々と発信していきます!ありがとうございました!
ちょっとだけC:Sのスクショ載せて終わります~(クリックで開けます)

The post 【世界一重いゲーム?】Cities Skylinesがしっかりと動作するスペックを考えてみる first appeared on FascodeNetwork Blog.