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この影響で、船首部分の亀裂から燃料の重油が流出し、多い時で事故現場の北側を中心に、長さおよそ12キロ、幅およそ2キロの範囲で油の膜が漂いましたが、6日、海面や船内に残っている重油の回収作業がほぼ終わりました。

このため、福岡海上保安部などは7日、貨物船の撤去作業を行いました。

海上保安部などは、午前11時40分ごろから専用の船を使って貨物船を後ろから引っ張り、防波堤から引き離していました。

そして、貨物船は、正午すぎに中央ふ頭の岸壁に移されました。

海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いで事故の原因を詳しく調べることにしています。