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 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入した問題で、不安が広がっている。厚生労働省が接種見合わせとしたロットのワクチンは50万回以上接種されたとみられ、因果関係は不明だが、うち30代の男性2人が死亡した。このほか、一部地域では6月以降に数回の異物混入があったことも判明。見合わせ対象外からも、ゴムの破片とみられる異物が見つかっている。専門家は「異例の事態」と指摘し、早期の原因究明が不可欠との認識を示す。