チュニジアで元大統領のマルズーキに対して国際逮捕状が発せられ、彼の所持する外交パスポートが無効とされたことは昨日だったか報告したかと思いますが、アラビア語メディアは、6日議会の最大党のナハダ(穏健イスラム政党とされている)の他、つにジアの政界、思想界、文化界、人権団体等が、マルズーキに対する連帯を表明し、大統領のクーデター(という表現で、彼の非常事態を非難している)を非難し、マルズーキに対する逮捕状等の取り消しを求めたとのことです。
(大統領の反応は不明)
تونس.. حركة النهضة ونخب سياسية وفكرية تعلن تضامنها مع المرزوقي إثر مذكرة توقيفه | أخبار | الجزيرة نت (aljazeera.net)
チュニジアが経済的な混乱にあり、隣接のリビアやアルジェリア等の関係で難しい問題を抱え、また過激派も時折テロを行ってはいるが、大統領が議会を停止したㇼ、クーデターと称される行動に出た背景に、何があり、誰がいるのか(sもそもサイイドは憲法学者で政治的な背景はないとされていた。アラビア語メディアでは、時折UAE,エジプト、サウディの名前が出るが、事実関係は不明)不明なこともあり、詳細な背景は不明です。
それにしても「大統領のクーデター」前から、ナハダの党首ガンヌーシの動きが全く報じられておらず、彼の動きが鈍いことについて、党内でも不満があるとの報道が散見されました。
彼も老齢で、健康上の問題を抱えているのでしょうか??