岸田内閣発足後初めての国政選挙となる参議院の静岡選挙区と山口選挙区の補欠選挙が7日告示されます。今月末に投開票が行われる見通しの衆議院選挙も見据えながら、選挙戦が展開されそうです。
参議院静岡選挙区の補欠選挙は、ことし6月に行われた県知事選挙に立候補した自民党の前議員の辞職に伴うものです。
自民党、共産党、無所属の3人の新人が立候補を予定していて、自民党の新人を公明党が、無所属の新人を立憲民主党と国民民主党がそれぞれ推薦しています。
一方、参議院山口選挙区の補欠選挙は、衆議院選挙に立候補する自民党の前議員の辞職に伴って行われます。
自民党の比例代表選出の現職、共産党の新人、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人の3人が立候補を予定していて、自民党の現職を公明党が推薦し共産党の新人を社民党県連合が支持しています。
今回の2つの補欠選挙は、岸田内閣発足後初めての国政選挙で、投開票は今月24日に行われます。
また、選挙期間中の今月19日には衆議院選挙が公示され補欠選挙の1週間後の31日に投開票が行われる見通しです。
このため、今回の2つの補欠選挙は、衆議院選挙も見据えながら、選挙戦が展開されそうです。