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1月7日、音声SNS 「Clubhouse」 は、フォロワーとのルーム共有に役立つ 「Share機能」 の提供を開始した。全世界のiOSおよびAndroidユーザーを対象に順次提供される。

また、ウェブ上でルームの聴取が可能となる 「Web Listening (ウェブリスニング)機能」 のベータ版が、日本を含む一部地域で順次提供開始されることもあわせて発表されている。

Share機能

「Share機能」 は、ライブルームやReplays機能で録音したルームを、ホールウェイ (メイン画面) で共有し、フォロワーに通知する機能。Clubhouse上だけでなく、その他のSNSやリンクをコピーして共有することも可能だ。

パブリックルーム (公開ルーム) においては全ユーザーが利用できるが、ソーシャルルームではルームのモデレーターのみが利用可能となる。特定のユーザーのみが参加するクローズドルームでは利用できない。

ユーザーは、ライブルームやReplays機能を使って保存されたルームの下部にある 「⇆ マーク」 をクリックすると 「Share on Clubhouse (Clubhouse上で共有)」、 「Share via a Social Network (SNSで共有)」、「Copy Link (リンクをコピー)」 の3つのオプションが表示される。

Clubhouse上での共有を選択すると、ルームに対するコメントを追加してホールウェイで共有することができる。ルームを共有した際には、自身のフォロワーに通知される仕様となっており、フォロワーと共にルームに参加することが容易になる。

Web Listening機能

Web Listening機能は、スマートフォンやパソコンからウェブ上でルームの会話を聴くことができる機能。まずは日本を含む一部地域でのみベータ版として提供開始され、のちに正式実装される予定。ちなみに、Clubhouseのアカウントを所持しているかどうかに関わらず、誰でも利用可能。

ウェブ上で聴取可能なルームは、Replays機能を利用しているルームに限定され、開催者の国・地域などにより、ウェブ上で聴取できないルームもある。

ウェブからのリスナーは、ルームへの参加ユーザー数を表示する機能「Total Lister Counts(トータルリスナーカウント)」へ反映されるが、クリエイターは誰がウェブ経由で自身のルームを聴取したかを確認することはできず、参加者欄の項目に「And Others(その他)」として表示される。