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 小売り・物流施設向けといったBtoBのロボットを開発してきた米Amazon.com社が、いよいよ家庭用ロボットに参入する。同社は2021年9月、およそ4年かけて開発したという、多目的な用途に向けた「Astro」を発表した。ステレオカメラやToF方式の距離画像センサ、超音波センサなどを搭載。各部屋の地図を自動で作成し、周囲の様子を認識しつつ、障害物や人を避けながら自律的に移動できる。音声対話機能「Alexa」を搭載し、声で操作できる。まず米国の招待者に対して限定販売し、同年中に出荷する。一般価格は1449.99米ドルだが、早期割引として999.99米ドルで販売する。