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 「JAF(日本自動車連盟)のロードサービスのように、宇宙でのロードサービスをつくりたい」――。こんな目標を掲げる日本のベンチャーがいる。軌道上サービスの実現や人工衛星開発に取り組むアストロスケールである。同社ゼネラルマネージャーの伊藤美樹氏は「2030年までに、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去や人工衛星への宇宙での燃料補給といった軌道上サービスを常用化させたい」と目標を語る。