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新型コロナウイルスの発生から今年で2年が経過しました。“コロナ禍”が長引くにつれて、コロナ感染症そのもの以外にも多くの問題が浮き彫りになっています。なかでも、今、医療界で問題視されているのは、コロナが「がん(癌)」の診断や治療に与える影響です。一体どういうことでしょうか? 内科医の齋藤宏章氏が解説します。