サブスクリプションサービスの利用者の半数以上は、月額費用を1000円未満に抑えているとの調査結果が発表された。
これは20～50代の500人を対象にアルファノート株式会社が行った調査によるもの。何らかのサブスクを利用した経験のある人は全体の約3割で、現在利用しているサブスクは「1つ」が55％と過半数を占め、「2つ」の17％を合わせ、全体の約7割は2つ以下のサブスクしか利用していないという結果に。こうした事情もあってサブスクに支払っている費用は月額1000円未満が56％を占めるなど、全体的に堅実な傾向が浮き彫りになっている。ネットユーザーの中には多数のサブスクを契約し、忘れて利用しなくなっているものを含めて、毎月数千円を超える額を貢いでいる人もいるはずだが、このアンケートは特に属性を限定しない調査とあって、月に3000円以上を支払っているユーザーは全体の約14％と、控えめな結果になっている。サブスク地獄に巻き込まれている人は、まだまだ世間一般ではレアな存在ということになりそうだ。