トップウイングサイバーサウンドグループは、Lotooブランドのスティック型USB DAC「PAW S2」を、11月10日に発売する。USB Type-Cケーブルを同梱した標準パッケージと、Lightning to USB Type-Cケーブルも同梱したバンドルパッケージが用意され、価格は標準パッケージが49,500円、バンドルパッケージが57,200円。
スティック型USB DAC「PAW S1」の後継機種で、9月にオンライン開催された「秋のヘッドフォン祭2021 ONLINE」でも紹介されていた。本体のサイズ感は従来モデルそのままに、「リモートコントロール」機能が追加され、「どこで聴いても、どこへ行っても、使いやすく、優れたオーディオ体験を提供」する。
DACチップには「AKM4377」を採用。開発チームはDACチップの性能のすべてを引き出すべく、「スティック型アンプというカテゴリをリードするハードウェアを開発し、最高のパフォーマンスを確保するために余力を残すことなく技術を注ぎ込んだ」という。ハイエンドDAPシリーズ「PAW Gold Touch」「PAW6000」のアーキテクチャも受け継ぎ、ハイパワーかつ高音質で音楽を伝送できる。
新たにアナログ/デジタル回路で基板を分けたデザインも採用した。各基板は高密度かつ特性に優れた実装方法である8層HDI PCBを採用しており、デジタル信号ノイズがアナログ信号へ干渉することを大幅に抑制し、音質の向上を実現している。
そのほか、低ジッターを実現するための高精度クロックIC「AK8142」や、低ノイズ/低ドリフト精密金属皮膜抵抗、パナソニック製コンデンサなども採用した。
対応フォーマットは最大384kHzまでのPCMと、DSD 128、MQAフルデコードにも対応する。出力は4.4mmフルバランスと3.5mmアンバランスの2系統で、出力は4.4mmバランスが150mW/ch(32Ω)、3.5mmアンバランスが125mW/ch(32Ω)。
iOSとAndroid、Mac、Windows、ゲーム機(Xbox、PS5、Nintendo Switch)、そのほかハイレゾDAPなど、さまざなOSで利用できる。
6,000系アルミニウム合金を使った本体は、湾曲した形状で手にフィットしやすく、しっかりしたグリップをもたらすという。スクリーンはCNCによって冷間切削加工された 3D 曲面ガラスを使用している。
OTGケーブルは、ピュアOFCに、銅編組とアルミ箔の二重シールドを使用することで、信号の純度を低下させる潜在的なノイズを低減。TPE素材の黒い外装皮膜で柔軟性と強度も確保された。自社設計の柔軟なストレインリリーフもTPE素材が使われており、曲げによる破損からケーブルを保護する。
標準パッケージでは2種類の長さ(6.5/80cm)のUSB Type-Cケーブル、バンドルパッケージではUSB Type-Cケーブルに加え、2種類の長さ(6.5/80cm)のLightning to USB Type-Cケーブルが付属する。そのほか利便性を高めるアクセサリーとして、クリップ付き専用ホルダーが付属する。
外形寸法は66×22×13mm、重さは29.2g。
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