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実は傷に敏感で絆創膏をすぐ貼るような少年だったという(C)日刊ゲンダイ
記者時代の経験を生かしてマスコミをテーマとした作品を数多く手掛けてきた作家・本城雅人氏(56)が、最新作「黙約のメス」(新潮社)の舞台に選んだのは医療現場だ。冨田宏治氏が喝破「大阪で維新を支持しているのは貧困層を憎悪する中堅サラリーマン層」主人公の鬼塚鋭臣は“手術の花形”と呼ばれる肝胆膵を専門とする医師。オペの腕を買われて「脳死肝移植施設」の認定を目指す地方の病院に招聘されると、移植予定の患者を中年男性から将来の五輪出場が期待される中学生に変更 全文
日刊ゲンダイDIGITAL 12月08日 09時26分