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 映画「キネマの神様」(山田洋次監督、8月6日公開)で、昭和の銀幕スター・桂園子を演じている女優の北川景子さん。「現在に生きている自分が、当時の銀幕女優の雰囲気を醸し出すことは、ずっとテーマでした」という北川さん。プレッシャーを抱えながら難役に挑戦し、華やかさと気品を兼ね備えた銀幕女優を演じ切った。役のオファーの後に妊娠が判明するなど、撮影には困難もあったが、山田監督からの言葉に励まされて出産前後で出演を果たし、「改めてこの仕事が好きだなと思えた」と振り返る北川さんに、撮影エピソードや女優としての思いなどを聞いた。