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真珠湾に向かう連合艦隊を見た80年前の思い出を語る武田さん=大分県佐伯市内で2021年12月3日午後0時16分、津島史人撮影
日米戦争の戦端を開いた米ハワイ・真珠湾への攻撃から8日で80年。大分県佐伯市の武田剛(こう)さん(92)は子供の頃、近くの佐伯湾から真珠湾に向けて出発する旧日本軍の連合艦隊を目の当たりにした。当時は感嘆したが、やがて戦況は暗転。兄は戦死し、武田さんたちも空襲被害に見舞われた。「艦隊は領土を広げようとする当時の日本の象徴だった」。武田さんは戦争の愚かさを語り続ける。「軍神の家族」と呼ばれて終戦10年後に母が漏らした言葉1941年の晩秋、武田さんは友人に 全文
毎日新聞 12月08日 13時30分