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7年ぶりに公開された直訴状=栃木県佐野市で2021年12月7日午後3時31分、太田穣撮影
足尾銅山による鉱毒被害の実情を訴えようと栃木県佐野市出身の政治家、田中正造(1841~1913年)が明治天皇に直訴を試みてから10日で120年になる。正造関係の資料約1万4000点を所蔵する同市郷土博物館は、後に大逆事件で処刑されるジャーナリスト、幸徳秋水(1871~1911年)が文案を手がけた直訴状の実物を7年ぶりに公開している。気候変動で不穏な空気 パリ協定後初のCOP直訴事件は1901年12月10日、東京の日比谷公園近くで起きた。正造は帝国議会開院式から帰る途中の明治天皇に 全文
毎日新聞 12月08日 14時30分