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五輪派遣の警察官 新たに14人がコロナ感染、感染者49人に

 東京オリンピック・パラリンピックの警備のため兵庫県警や和歌山県警など4つの府県の警察から派遣されている警察官14人が、新たに新型コロナに感染したことが分かりました。

 新型コロナへの感染が新たに確認されたのはいずれも機動隊員の男性で、兵庫県警が1人(20代)、岡山県警が6人(20~40代)、和歌山県警が6人(20~40代)、大阪府警が1人(30代)の合わせて14人です。感染が相次いでいる兵庫県警の部隊の感染者は、これで32人となりました。岡山県警と和歌山県警から派遣された警察官の感染判明は今回が初めてです。

 岡山県警の6人は8人部屋で相部屋の状態、和歌山県警の6人は宿泊施設で同じトイレや洗面所を使用していたということです。これで、全国の警察からの「特別派遣部隊」の感染者は49人となりましたが、オリンピック警備への影響は出ていないということです。