はじめに
本記事では getStaticProps
と getStaticPaths
を使ったページコンポーネントを TypeScript で書くときのコード例を紹介します。
大部分は以下の記事を参考にさせてもらっています。
Next.js の InferGetStaticPropsType が便利
getStaticProps
の引数の型を少し補足して現状のベストプラクティスっぽいものをお示しできたらなと考えています。
前提
- Next.js 12
tldr
さっそく、コード例を紹介します。
//[slug].tsx
import { GetStaticPropsContext, InferGetStaticPropsType, NextPage } from 'next'
type Props = InferGetStaticPropsType<typeof getStaticProps>
const Page: NextPage<Props> = ({ post }) => {
...
}
export const getStaticPaths = async () => {
const paths = getPostPaths().map((slug) => {
return {
params: {
slug,
},
}
})
return {
paths,
fallback: false,
}
}
export const getStaticProps = async (
context: GetStaticPropsContext<{ slug: string }>
) => {
const post = getPost(context.params.slug)
return {
props: { post },
}
}
export default Page
簡単な解説
InferGetStaticPropsType
については先ほど紹介した記事が詳しいです。さらに加えるなら GetStaticPropsContext<{ slug: string }>
で params
オブジェクトの型を定義できます。
これで any
が入ることを防ぎ as
でキャストする必要などもなくなります。が、まだ手で書く必要はあるので改良の余地はありそうです。
調べてみるとInferGetStaticPropsType
という便利な型を追加する試みもあったようです。ただ、手で書くよりも冗長なためマージには至りませんでした。
context: GetStaticPropsContext<InferGetStaticPathsType<typeof getStaticPaths>>
参考
以下の記事では、InferGetStaticPropsType
の型定義を自作しながら解説してくれています。
カタ柱じゃなくてもできる、TypeScript の呼吸 玖ノ型:約束の地へ
おわりに
本記事では、Next.js のページコンポーネントを型でかっちり書く方法を紹介しました。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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