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 東京・葛飾区で、飲酒検問から逃れようとして車を急発進させ、止めようとした警察官を引きずってけがをさせたうえ逃走していた男が、8日夜、逮捕されました。

記者
 「男は飲酒検問を逃れようと車を急発進させ、およそ16メートル警察官を引きずって逃げたということです」

 傷害と公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、葛飾区柴又の無職・斉藤正希容疑者(51)です。警視庁によりますと、斉藤容疑者は今月4日の夜、東京・葛飾区の路上で行われていた警視庁の飲酒検問で、アルコールの検査に応じず車を急発進させ、車を止めようと運転席の窓にしがみついた男性警察官を引きずり、手足に軽いけがをさせた疑いがもたれています。

近所に住む人
 「大変な事故だと思った。たくさん警察官が来ていたから」

 斉藤容疑者はそのまま逃走していましたが、8日夜、自宅にいたところを逮捕されました。取り調べに対し容疑を否認していて、警視庁は逃げた理由などを調べています。