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岸田首相 就任後初の日中電話首脳会談 尖閣・香港問題など提起

 岸田総理は8日夕方、中国の習近平国家主席と就任後初の電話会談を行いました。

岸田文雄 首相
 「尖閣を巡る問題、さらには香港、新疆ウイグル、こうした問題について提起を致しました」

 会談は30分間行われ、岸田総理は尖閣問題に加え、香港や新疆ウイグル自治区の人権問題などの懸案を取り上げたうえで、諸課題の解決に向けて、今後、両首脳間で対話を重ねたい考えを習氏に伝えました。

 また、来年の日中国交正常化50年にあわせて、建設的かつ安定的な日中関係を共に構築すべきとの考えを伝えると、習氏も賛意と両国関係を発展させることへの意欲を示したということです。