この間、ひょんなことで Windows 10 の新規インストールをすることになりました。
Rufus ではできない
大体は、当ブログでも何回か登場している Rufus(ルーファス)を使用しています。
Rufus – 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
(2) Rufusが対応しているISOイメージファイルリスト(順不同、一部分のみ抜粋)
ArchLinux, Archbang, BartPE/pebuilder, CentOS, DamnSmallLinux, Debian, Fedora, FreeDOS,
FreeNAS, Gentoo, GParted, gNewSense, Hiren’sBootCD, LiveXP, Knoppix, KolibriOS, Kubuntu,
LinuxMint, NTPasswordRegistryEditor, PartedMagic, PartitionWizard, Raspbian,
ReactOS, RedHat, rEFInd, Slackware, SuperGrub2Disk, Tails, TrinityRescueKit, Ubuntu,
UltimateBootCD, WindowsXP(SP2+), WindowsVista, WindowsServer2008, Windows7,
Windows8, Windows8.1, WindowsServer2012, Windows10, WindowsServer2016, …
いつもは上手くいくものの、今回は NG でした。
元々使っていたのが少し古めの Rufus 3.13 だったので、そっか古いのか…と最新版をダウンロードしてリトライもしました。
でも、最新バージョンの Rufus 3.15 を使っても、上手く行きませんでした。
現象
Rufus で USB メモリへの展開は問題なく終わります。
ただ、PC で起動すると Windows のインストーラーが起動しませんでした。
メディア作成ツールを使う
どうしようか悩んでいるうちに、Microsoft 公式のツールがあることを思い出しました。
かく言う私も Windows 7 / 8 -> Windows 10 の移行でお世話になったので、だいぶ息の長いツールのようです。
下記ページからダウンロードできる「メディア作成ツール」を使うと、問題なくインストールできました。
なお、Windows 以外の OS からアクセスすると、下記 ISO のダウンロードページへリダイレクトされます。
*ISO のダウンロードは出来ますが、メディア作成ツールのダウンロードが出来ません。
メディア作成ツールでインストール用 USB メモリを作成する
ツールのダウンロード
下記、公式ページの ツールを今すぐダウンロード
をクリックしてツールをダウンロードします。
ツールを今すぐダウンロード
今回は MediaCreationTool21H1.exe
というファイルがダウンロードされました。
インストール用の USB メモリ準備
PC に USB メモリを挿します。
*容量は 8GB 以上のものを使用します(32bit / 64bit 両対応版作成の場合は 16GB)。
インストール用の USB メモリ作成
ダウンロードしたファイル(今回は MediaCreationTool21H1.exe
)をダブルクリックして、実行します。
-
少し待つと「適用される通知とライセンス条項」が表示されるので、
同意する
をクリックします
-
しばらく待ちます
-
(今回はインストール用 USB メモリを作成したいので)
別の PC の新ストールメディアを作成する
をクリックします
*作成した USB メモリは、作業している PC の新規インストールにも利用できます。
-
言語・エディション・アーキテクチャの確認が表示されるので、
次へ
をクリックします- 「この PC におすすめのオプションを使う」のチェックを OFF にすると、任意選択できます
ここで、32bit /64bit 両方に適用できる USB メモリを選ぶことも出来ます。- アーキテクチャ
32bit (x86)
64bit (x64)
両方
- アーキテクチャ
- 「この PC におすすめのオプションを使う」のチェックを OFF にすると、任意選択できます
-
使用するメディアを選ぶ画面では(今回 USB メモリを使うので)
USB フラッシュドライブ
を選択します
-
書込先の確認画面で、どのメディアに入れるかを選択します
間違えないよう慎重に!
-
しばらく待ちます
必要なファイルのダウンロードと書込がセットで行われるので、そこそこ時間がかかります。
(30分〜1時間程度でしょうか。)
完成
ツールが完了したら、インストール用 USB メモリの完成です。
所感
サードパーティ製品でダメな時は、正規品を試すのが吉…
というか、時間のない時は正規品一択だよね、と初心に帰りました。
あと、新規インストール後はパフォーマンス設定を忘れずに。(お好みですが)