【ワシントン、ドバイ共同】バイデン米大統領は7日、イラクの首都バグダッドでカディミ首相の住居が無人機で攻撃された暗殺未遂に関し「テロ攻撃の犯人は責任を取らなければならない」と強く非難する声明を発表した。「イラク政府と国民を断固支援する」として、イラク治安当局による捜査を支援する考えを示した。
バイデン氏は声明で「イラクの民主的なプロセスを弱体化させるために暴力を用いる者を最も強い言葉で非難する」と表明した。
一方、カディミ氏は7日、緊急閣議を開き治安対策を協議した。同氏は避難して無事だったが、ロイター通信によると、同氏の警備員6人が負傷した。