人差し指と中指の間にある斜めの線が気になる人！ 人差し指と中指の間にフィッシュと呼ばれる魚の形や星のように見える線のまとまりを発見した人は必見！ 1万人近くの人相・手相を鑑定してきた占い師・いけのりさんに、人差し指と中指の間の手相の見方について教えてもらいました。この記事を読みながら手相をマスターしていきましょう！
【目次】
・人差し指と中指の間の斜め線は何？ 意味は？
・星の印を人差し指と中指の間に発見した時
・フィッシュが人差し指と中指の間に出現！
・人差し指と中指の間にバツが出てきた
人差し指と中指の間の斜め線は何？ 意味は？
それでは、人差し指と中指の間に出る斜め線について解説していきましょう。このエリアに出る斜めの線は、「自己顕示線」か「運命線」か「向上線」、はたまた「開運線」と考えられます。それぞれ見ていきましょう。
■自己顕示線
最初に「自己顕示線」です。下図のような感じで出ている線です。
「自己顕示… なんか『ゴーマンかましてよかですか？』って感じの人の手相でしょうか？」という声が、遠くから聞こえてきそうですが、実はそうではありません。
自己顕示線は、自己アピールの能力があり、その場に応じた自己表現ができるタレント性のある人に出る線です。別名を社交線とも言います。…別名の方が聞いた感じがいいですね。
■運命線
次に「運命線」です。下の図のような感じです。運命線は本来であれば、中指の付け根部分が着地点なのですが、ちょっと斜めに刻まれて人差し指と中指の間に収まるケースもあります。
運命線について詳しく知りたい方はぜひ「【手相占い】すぐわかる運命線の見方… 長さや形で運勢を読み解こう！」をチェックしてみてください。
■向上線
「向上線」は、目標達成のために大変な努力ができる「向上心にあふれた人に出ている線」です。別名を「努力線」とも言います。
この線が出ている人は、本当に努力を惜しまない、努力が楽しい、努力するために生まれてきたの、という方が多いです。本来は人差し指の付け根部分が着地点ですが、多少斜めにずれて人差し指と中指の間で終わることがあります。
向上線の長さは、努力目標のスケールの大きさやそれに費やす努力量、自身の思い入れなどの現れです。長い向上線というのは、物凄い努力ができる人である、今現在それだけ大きな努力をしているということを意味するんですね。
これまで占いをした中で、向上線がなんだかんだと手のひらをはみ出し、人差し指領域に到達してしまっているお客様がいたのですが、まさに努力が服を着て歩いているような人でした。
向上線について詳しく知りたい方はぜひ「向上線がある手相ならあなたは努力型？ その意味と見方を占い師が教えます」をチェックしてみてください。
■開運線
最後に「開運線」です。開運線とは、運が開ける出来事や努力が報われる時期、また、独立・結婚・入社・昇進・その他諸々、嬉しいこと、新しいことが起こる年を鑑定する時に参考にする線です。
通常は生命線を起点として、中指に向かって上昇していますが、多少位置がずれて人差し指と中指の間へ向かっている人もいます。
開運線について詳しく知りたい方はぜひ「開運線で人生の転機がわかる？ 占い師が見方と意味を教えます【手相占い】」をご参照ください。
ちなみに向上線と開運線は、大変紛らわしいのですが、2本ともいい線なのでもし間違って鑑定していても、大勢に影響はありません。安心安全です（適当過ぎますね）。
星の印を人差し指と中指の間に発見した時
手相には星紋と呼ばれる星マークをしたものがあります。星紋は3本以上の複数の短い線が1点で交わってできる印で、成功や幸運なことが起こりますよというラッキーなお知らせです。
星紋が人差し指と中指の間に出ていたなら、それはこれまでの努力・忍耐が実って指導者として大成する日が近づいている証です。昇進が近いかもしれません。
星マークについてもっと詳しく知りたいは「手相に星マークがあったらラッキー？ 占い師がその見方と意味を教えます！」をどうぞ。
フィッシュが人差し指と中指の間に出現！
フィッシュとは、2本の線が交わって魚のような形に見える線の状態を言います。これが手のひらに現れているとラッキーなことが起こると言われています。
フィッシュがある位置でどんなラッキーな出来事が近づいているのかを占います。フィッシュが人差し指と中指の間に出ているなら、星の印同様、出世の兆しや自身の才能開花が近い時です。
フィッシュについてもっと詳しく知りたいは「幸運の手相「フィッシュ」はあなたにある？ 占い師が見方と意味を教えます」をチェックしてみてください。
人差し指と中指の間にバツが出てきた
バツ（印）とは、2本の線がクロスして「十」や「×」印をつくるものをバツ印と言います。
バツ印は生命線や運命線、知能線といった主要線の上に現れたり、手のひらの中の丘などに出てきたりします。出てくる場所によって意味が異なるのですが、トラブルの予兆とされています。トラブルってなんか不吉なので、「ありがたい神からのお知らせ（啓示）」とでもしておきましょう。
人差し指と中指の間にバツが出てきた時、なにやらリーダーや指導者として微妙なことが起こりそうなお知らせです。下々のものに対して、礼節を欠いていないか、我が身を振り返ってみましょう。
また、忍耐力が足りない時にも、もっと我慢せよというアドバイス的にバツが出てきたりします。すぐにキレたり、投げ出したりしていませんか？ 短気は損気ですよ。