東京オリンピックの閉会式が8日、東京・国立競技場で実施され、東京から次開催国・フランス(2024年)への引き継ぎが行われた。
【写真】史上初!フランスからライブ中継で”引き継ぎ”セレモニー
8分間のアーティスティック・セグメントでは、史上初めてフランスからライブ配信で実施。東京大会のメダリストたちが登場し、フランス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」が空を舞った。
さらに、エマニュエル・マクロン大統領が、オリンピックの理念である「より速く、より高く、より強く、共に」をフランス語で伝えると、会場のビジョンには「ありがとう、東京! メルシー、東京! ようこそ、パリへ」の文字が映し出された。
開閉会式の共通コンセプトは「Moving Forward」、開会式は「United by Emotion」、同閉会式は「Worlds we share」で、いずれも「世界へ向けたメッセージで、あえて和訳はつくっていない」という。なお、式典の制作進行を管理するエグゼクティブプロデューサーはスポーツマネジメント会社を経営する日置貴之氏。聖火台のデザインは欧州などで高い評価を受ける佐藤オオキ氏が手がけている。
次回の夏季オリンピックは2024年にフランス・パリで開催される。