東京商工リサーチが8日発表した令和3年度上半期(4~9月)の全国の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同期比23・9%減の2937件だった。3千件を下回ったのは、昭和41年度上半期(2982件)以来55年ぶりで、新型コロナウイルス禍を受けた国の資金繰り支援が寄与した。ただ感染拡大を要因とする倒産は急増し、支援を受けても息切れする企業が出てきた。
東京商工リサーチが8日発表した令和3年度上半期(4~9月)の全国の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同期比23・9%減の2937件だった。3千件を下回ったのは、昭和41年度上半期(2982件)以来55年ぶりで、新型コロナウイルス禍を受けた国の資金繰り支援が寄与した。ただ感染拡大を要因とする倒産は急増し、支援を受けても息切れする企業が出てきた。