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 小田急小田原線の乗客10人が刺傷されるなどした事件で、殺人未遂容疑で逮捕された対馬悠介容疑者(36)は、東京五輪で駅などの警戒が強化される中、無差別に乗客を狙ったとみられる。牛刀やサラダ油を準備し、停車駅の少ない快速急行を選んでおり犯行には「計画性」ものぞく。一方で、すぐ狙いを変え、逃走も自らやめるなど「場当たり的な側面」も見え隠れする。