イランの新大統領については、長いこと司法畑に居て、反体制派のイラン人を多数処刑したㇼ拷問することに関係したとの非難が、特に人権団体等に強いところ、al sharq al awsat net は、今度の英グラスゴーでの環境問題サミットに彼が出席した場合には逮捕するようにとの、公式の要請が人権活動家や、被害者の家族等から、英警視庁に出されていると報じています。
これはイラン政府内に、この環境サミットは新大統領が出席して世界各国の首脳と顔を合わせる好機会との意見があることを踏まえて、被害者等が逮捕請求を出したもので、そもそも果たして新大統領が出席するかどうかも不明な話です。
然し請求があったこと自体は事実のようですから、今後イラン大統領の行動の自由が阻害される実例となりそうです。
https://aawsat.com/home/article/3234196/%D9%85%D8%B7%D8%A7%D9%84%D8%A8-%D8%A8%D8%A7%D8%B9%D8%AA%D9%82%D8%A7%D9%84-%D8%B1%D8%A6%D9%8A%D8%B3%D9%8A-%D8%AE%D9%84%D8%A7%D9%84-%D9%82%D9%85%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D9%85%D9%86%D8%A7%D8%AE-%D9%81%D9%8A-%D8%BA%D9%84%D8%A7%D8%B3%D9%83%D9%88
外国の元首を逮捕できるかどうかは国際法上の大きな問題ではありますが、おぼろげな記憶をたどってみると、現職の大統領等は難しいが、退職後なら可能という所で、確か現にチリのピノチェ大統領は退職後、その裁判を求めるスペイン判事の請求で、一時英国で逮捕され,,その身柄引きわたしを求めるスペインとチリ等が激しい訴訟合戦をしたが、結局は健康上の理由だったかで、チリの自宅で亡くなった事件があったかと思います。
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