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政府が今月中旬に策定する経済対策をめぐり、金子総務大臣は、ビヨンド5Gと呼ばれる次世代通信規格の研究加速などを盛り込みたいという考えを示しました。

金子総務大臣は、8日午後、東京・小金井市にある国の情報通信研究機構を視察し、5Gよりも高速・大容量が可能となるビヨンド5Gと呼ばれる次世代の通信規格の研究状況について説明を受けました。

このあと、金子大臣は記者団に対し「国民生活や経済活動を支える社会インフラである情報通信分野の研究開発の重要性を改めて認識した。世界をリードする研究開発にしっかりと取り組んでいただくことを期待している」と述べました。

そのうえで、政府が今月中旬に策定する経済対策について「科学技術やデジタル分野をはじめとした成長分野に大胆に投資していくことを検討しており、ビヨンド5Gやサイバーセキュリティーなどの最先端技術の研究開発を強力に推進していきたい」と述べ、次世代情報通信規格の研究加速などを盛り込みたいという考えを示しました。