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最近のきな臭い世界では、国連総会のこの種決議に、重大な関心を払う人はごく少数でしょうが、jerusalem post netは6日国連総会が採択した、中東非核地帯決議にはイスラエルだけが反対したと報じています

記事によると、決議は中東を非核地帯とし、総ての域内国に核施設等のIAEAによる厳格な査察を受け入れることを求めるもので、賛成178-反対1(イスラエル)-棄権2(米、カメルーン)で可決された由。
また第2の非核決議も採択されたが、こちらは特に中東諸国就中イスラエルを名指しで核不拡散条約への加盟等を求めていて、こちらの方は賛成157-反対6(イスラエル、米、カナダ、マーシャル諸島、ミクロンシア、パラウ)-棄権24であった由
記事には名前は出てこないが日本は双方に賛成したのでしょう。
Only Israel votes at UN to oppose ME nuclear-free zone – The Jerusalem Post (jpost.com)
イスラエル代表は、投票後の説明で、問題は国連での投票と現実の立場の間に大きな懸隔があり、中東でもNPT違反の国は核開発を進めているとした由。
このようなイスラエルの立場及び説明はこれまで通りで、特に変化はありませんが、イランの核開発問題の協議が再開された時期だけに、若干気になるところではあります