立憲民主党からブルージャパンへの支出のまとめ
- 千代田区九段南1丁目6番17号のブルージャパン株式会社
- 平成29年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
- 平成30年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
- 令和元年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
- 令和2年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
- まとめ:博報堂よりも多かったブルージャパン株式会社への支出額
千代田区九段南1丁目6番17号のブルージャパン株式会社
前段として、2020年春から約半年間の間、立憲民主党から広告代理店を通してChoose Life Project=CLPへ1500万円の資金提供があったという事実が発覚しました。
この件に関する津田大介らの抗議文では「大手広告会社や制作会社をはさむ形で」とあったため、その時期の収支報告書の支出内容と金額を見て該当すると思われる広告代理店が「ブルージャパン株式会社」(東京都千代田区九段南1丁目6番17号)です。
※大手広告会社は「博報堂」だろう
国税庁法人番号公表サイト 法人番号4010001187501ブルージャパン株式会社 東京都千代田区九段南1丁目6番17号
こちらを見るとブルージャパン株式会社の新規登録日が平成29年11月8日であることから、これ以降の立憲民主党からの支出を見ていきます。なお、立憲民主党2017も同年10月に結党・届出をしており、国税庁にも11月20日に登録されています。
政治資金収支報告書は3年分がWEB上に公表されていますが、それ以前のものはWARPから持ってきました。最近のものも消えた時に備えてWEB魚拓のリンクにしています。
平成29年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
政治資金収支報告書平成30年11月30日公表(平成29年分 定期公表)政党の本部
広告宣伝企画等・動画制作費の名目で18,468,000円が支出されています。
平成30年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
政治資金収支報告書 令和元年11月29日公表(平成30年分 定期公表)政党の本部
広報業務委託費・広報機材発注代・新規企画実施代・広報業務委託費などの名目で合計して170,152,052円が支出されています。
令和元年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
政治資金収支報告書 令和2年11月27日公表(令和元年分 定期公表)政党の本部
広報業務委託費・スポット作業代・出演料などの名目で合計して383,697,197円が支出されています。
令和2年分定期公表政治資金収支報告書:立憲民主党(政党の本部)
政治資金収支報告書 令和3年11月26日公表(令和2年分 定期公表)政党の本部
同年に立憲民主党2017が解散しているので解散分の報告書もあります。
政治資金収支報告書 令和2年12月25日公表(令和元~令和2年分 解散分)
広報業務委託費・会議中継費などの名目で合計して345,918,640円が支出されています。
まとめ:博報堂よりも多かったブルージャパン株式会社への支出額
4年分の額はブルージャパンが9億円超、博報堂は10億円超ですが、立憲民主党2020設立以前の3年間の合計はブルージャパンの方が5億円ほど高い支出額となっています。
設立間もない会社に対する同種の支出が広告代理店業界2位の大手である博報堂への支出よりも多いというのは驚きです。
にもかかわらず、HPが見当たらないというのはどういうことでしょうか?
ブルージャパン代表取締役で早稲田リーガルコモンズ法律事務所の竹内彰志弁護士が居ますが、法律事務所とブルージャパンは住所が千代田会館4階で同じであり、おそらく同じ空間内に事務所があるものと思われます。
※追記:本店登記の住所が実際の拠点とは異なる場所になっていることは多々あり、その場合でも問題はありません。
なお、令和2年解散分にあった「株式会社コーポレーション」は、菅野完 氏が運営する会社です。
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