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 年平均気温がマイナス50℃を下回る過酷な環境下でCFRP(炭素繊維強化プラスチック)は構造部材としてどの程度使えるか──。竹中工務店と国立極地研究所は、南極の内陸部にある観測基地「ドームふじ」の近傍に設置する氷床掘削施設の屋根架構の一部にCFRPを採用し、性能を検証する。7月19日、CFRPを使用した架構の仮組みを国立極地研究所で報道陣に公開した。