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中国当局 ゲーム企業呼び出し「不良文化排斥」指導 規制を強化

 中国当局がオンラインゲームを提供するIT大手企業などを呼び出し、「女性っぽい男性」などの“不良文化”を断固排斥するよう指導したと国営メディアが伝えました。

 中国国営の新華社通信によりますと中国共産党の宣伝部などは8日、テンセントなどオンラインゲームを提供する複数の企業を呼び出し、未成年へのサービス提供を週末や祝日の1日1時間に限るとした規制を厳格に守るよう求めました。

 そのうえで、内容の審査を強化し、わいせつだったり暴力的だったりするゲームを禁止するとともに、「『女性っぽい男性』『ボーイズラブ』などの不良文化を断固排斥すべきだ」などと指導したということです。違反行為をした企業は厳しく処分するとしています。

 中国国営メディアは先月、ゲームを「精神アヘン」などと報じ、習近平指導部もゲーム業界への規制を強化しています。