杉の美林で知られる鳥取県智頭(ちづ)町で、かつては大庄屋、明治以降は大山林地主として地域を牽引(けんいん)したのが石谷家。江戸から昭和にかけての建物が共存する大邸宅の部屋数は40余り、山林経営の仕事場だった土間は広さ約30坪(約100平方メートル)、高さ約14メートルの豪快な空間だ。平成21年には土間のある主屋(しゅおく)をはじめ、ほぼすべての建物が「石谷家住宅」として国の重要文化財に指定された。建物は12年に同町に寄贈され、今では町の観光拠点となって 全文
産経新聞 01月09日 12時00分
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