
【書評】『ロシア海軍少尉ムールの苦悩』/岩下哲典、アンナ リネア・カーランデル・著/右文書院/2200円【評者】山内昌之(神田外語大学客員教授)文化露寇という言葉がある。元寇ならぬ露寇つまり文化三・四年(一八〇六・七)のロシア人の南樺太と択捉(エトロフ)への襲撃のことだ。江戸幕府は、日本人攻撃への報復として国後(クナシリ)に来たロシア海軍のゴローウニン艦長を捕縛し、対抗措置として高田屋嘉兵衛が拉致された事件はよく知られている。この時、ゴローウニン 全文
NEWSポストセブン 12月09日 16時15分
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