米コロラド州デンバーで7日、米西部地方で続く山火事の煙によって大気汚染が悪化し、数時間にわたって汚染度が世界の主要都市で最悪となった。 大気汚染の実態を監視するスイス企業「IQエア」は、「大気汚染指数(AQI)」が、デンバー市内では7日午前に167と、世界最悪の汚染度だったと判定した。AQIは米国の基準を基にした大気質指数で、数値が高いほど空気の汚染がひどいことを示す。 同社は世界94の主要都…