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自民党最大派閥の会長に、安倍元首相が就任し、11日にも「安倍派」が正式に発足する見通し。
自民党の細田派は9日午後、党本部で、緊急の幹部会合を開いた。
会合では、会長の細田博之元官房長官が、衆議院議長に就任することにともなって、会長を辞任する考えを伝え、次の会長は、安倍元首相に就任を打診することを決めた。
細田派事務総長・西村康稔前経済再生相「総理としての長年の経験、清和会でともに長年活動してきた実績、今回の選挙でも応援に回られていますし、全会一致で、みんなでぜひ歓迎しようということです」
細田派の事務総長を務める西村前経済再生相は、10日午前、有志議員らが安倍元首相に派閥への復帰と、会長就任を要請するとしたうえで、「早ければ11日の派閥総会で、正式決定して就任いただければと思う」と述べた。