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立命館大学ゲーム研究センターは、「ファミリーコンピュータ」「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」「スーパーファミコン」などの開発に携った上村雅之氏が2021年12月6日に逝去したことを発表しました。78歳でした。

上村氏は大学卒業後、早川電機工業(現・シャープ)を経て1971年に任天堂に入社。1981年からファミリーコンピューターの開発を行い、その後ディスクシステムとスーパーファミコンの開発にも関わっています。ファミリーコンピューター開発など、同氏の功績は任天堂公式サイトの「インタビュー」や「社長が訊く」などでも紹介されています。

2011年には立命館大学ゲーム研究センターの初代センター長を務めるなど、ゲーム産業の発展に貢献。第19回文化庁メディア芸術祭「功労賞」などを受賞しています。なお、葬儀などは上村氏の御家族で執り行われました。上村氏を偲ぶ会などの開催については現時点で未定です。