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 【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日公表した全米12地区の連邦準備銀行の景況報告(ベージュブック)で、7月初めから8月に経済成長が「わずかに鈍化した」と判断した。新型コロナウイルスのデルタ株流行や、半導体の調達難などの悪影響が出ており、前回7月の報告で「一段と強まった」とした景気判断を下方修正した。