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精神科病院の身体拘束は「必要だった」 死亡女性の遺族が敗訴…夫「暴れてなかったのに…」
精神科病院に入院した女性(当時54)が亡くなったのは、必要のない身体拘束が原因だったとして、遺族が病院側に約6200万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は9月9日、「拘束に必要性があった」として、請求を棄却した。

●身体拘束は不要だったとして提訴

女性は2016年1月、東京都内の精神科病院を受診し、躁状態と診断されて入院となり、その日から身体拘束の措置を受けた。入院の8日目に意識をうしなっ…