先日、Galaxy S21シリーズに続く早さでAndroid 12(OneUI 4.0)へのアップデートが提供開始となったサムスンの最新フォルダブル、Galaxy Z Fold3およびZ Flip3。
しかし、バージョンアップ後のこれらの複数ユーザーか不具合報告が上がっているようで、これにより、どうやらアップデートの配信自体が中断された模様です。
SAMMOBILEが伝えたところによると、いち早くアップデートの提供が開始された韓国版Galaxy Z Fold3/Flip 3では、アップデート直後に端末がリカバリーモードに入り起動不可能になる、いわゆる「文鎮化」の報告が上がっているとのこと。
また、一部のユーザーからは、画面のちらつきや、ダークモード不具合、パフォーマンスの低下、一部のアプリでデュアルメッセンジャー機能が動作しないなどの問題が報告されているとのことです。
同サイトによると、こういった不具合多発を受け、サムスンは「Galaxy Z Flip 3」および「Galaxy Z Fold 3」向けのAndroid 12のロールアウトを一時的に停止することを決定した模様です。
となると、韓国以外のグローバル向けモデルはもちろん、ドコモ版やau版へのアップデート提供時期もずれこみそうですね。
OSアップデートの不具合でアップデートの配信を中断した、というケースは過去に他機種でもありましたが、Galaxyでは比較的珍しいという印象です。
なお、すでにアップデートが提供済みのPixelスマートフォンやGalaxy S21シリーズではこういった不具合の報告は見当たらないので、少なくとも現時点ではGalaxy Fold/Flip 3の機種依存の問題である可能性が高そうです。
ソース:SAMMOBILE